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臨床微生物検査は、感染症の予防または治療を行う上で大変重要な検査です。人体から採取される様々なもの(喀痰、糞便、膿、血液、髄液・・・)や、場合によっては食物や環境なども検査対象として病原微生物の存在を調べます。 |
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細菌を染色することにより細胞壁の構造の違いから、グラム陽性(青)グラム陰性(赤)に染め分けることが出来ます。そして、形態が球状なのか桿状かによって検査を進める指針が決まってきます。 |
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グラム染色に必要な情報 |
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付加価値のあるグラム染色所見とは・・・ |
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例 |
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肺炎球菌による肺炎(喀痰:フェイバー法) |
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例 |
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MRSAによる肺炎(喀痰:フェイバー法) |
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例 |
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誤嚥性肺炎(喀痰:フェイバー法) |
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染色にも工夫を |
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グラム染色も万能ではなく、様々な条件により見づらい標本になってしまう場合があります。そんな場合はちょっとした工夫で解決できます。 |
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例1 白血球の内部が観察出来ない |
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白血球の中まで観察する事が出来ない標本 |
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左と同じ検体をメチレンブルーによる単染色を実施した標本。MRSAの貪食像がはっきりと認められる。 |
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例2 膿汁を染色したが、細胞成分が多く観察しづらい |
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膿性の強い検体をそのまま染色しても右の写真のように観察しづらいものになることが多く、薄く塗抹したつもりでもうまくいかない場合があります。 |
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滅菌生理食塩水を1白金時づつスライドガラス状に必要数載せて、検体を倍々希釈する。上記の標本のように濃度勾配のある標本が出来上がる。 |
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見づらかった標本であったが、希釈された部分を観察するとはっきりとグラム陰性桿菌が認められる。 |
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喀痰に関して数例紹介しましたが、様々な検体から有意な情報を得ることが出来ます。 |
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