偽血小板減少症
EDTAによる偽血小板減少症ですが、体内において血小板の減少はないのに、採血後に試験管の中で、血小板が凝集を起こしその結果、自動血球計算機で少なくカウントされてしまいます。また、自動血球計算機によっては、凝集した血小板を白血球としてカウントしてしまいます。
原因としては、抗凝固剤のEDTAによるキレート作用により血小板膜上のCa2+イオンが修飾されるためと考えられています。膜表面の変化を起こした血小板は、血液中の凝集素と反応しやすくなるのです。
凝集を解離させるいい方法はないようですが、ヘパリン採血や他の抗凝固剤を使用して測定する方法が一般的のようです。それでも時間が経過すると凝集してきますので正確に計測するには古典的な目視法での計数をおこなうしかないでしょう。
